ここちよい私を探して ~乳がんになんか負けない

2014年7月、乳がんと診断されました。 全摘手術して、抗がん剤、放射線を経て、ホルモン療法真っ最中。 そして2016年、ようやく本格的に社会復帰! 楽しいこと、うれしいこと、これからたくさんありますように。

カテゴリ:乳がん治療 > パニック発作

2年前のパニック発作のときに処方された薬は、ソラナックスとレクサプロ。

レクサプロはSSRIに分類されるタイプの抗うつ剤。
日本では2011年から販売されているらしく、比較的新しい。

「SSRI」なんて、軽く言っちゃってるけど、
私、2005年から社会人学生していたことがありまして、そのときに人間科学を勉強してました。
そのときに受けた心理学系の講義が、今になって役立っていることも少なくなくて。
まあ、かなり忘れちゃってはいますけどね…。

で、
当時の薬物療法の講義の話。
その当時は、SSRIより以前の「三環系抗うつ薬」が主流の時期で、SSRIはこれから開発が進んで出てくるであろう新薬という扱い。
この三環系抗うつ薬は、効き目は強力なんだけど副作用も多いことが難点。だから、SSRIには期待が大きい。
みたいな話だったように記憶している。

あれから何年かたって、今やパニック発作にSSRIの処方は一般的になっているらしい。
SSRIは「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」っていうもので、
この「選択的」というところが、この薬のミソ。

SSRIに分類される抗うつ薬は、セロトニンだけに作用して他の神経伝達物質に影響を与えない。
そのおかげで、副作用が少なくてすむ、というわけ。

一方のソラナックス。
こちらは、ベンゾジアゼピン系に分類される抗不安薬。俗に言う、精神安定剤。
一時、GAVAっていう物質がメディアでも話題になったことがあったけど、この薬を飲むことで、GAVAの働きが高められて脳の興奮が抑えられる。

ソラナックス服用での特徴は、なんと言っても即効性。
そして、耐性と依存性。

要は、
服用始めはすぐに効き目があるんだけど、飲み続けると薬に慣れて効果が現れにくくなってきて、だんだんと量を増やしていってしまう。

だからといって、
もう体調いいから今日から飲まない、って急にやめると、離脱症状が起こることもある。
離脱症状で代表的なのは、めまい、頭痛、吐き気とか。

そんなわけで、
2年前の当時、すごく助けられていた反面、あんまり飲み続けたくはない薬で、
だけど、なかなか手放せないっていう感じで、3,4ヶ月過ごしていたと思う。
それほど神経質になることもなかったのかもしれないけど…。

ソラナックスは、一回に飲む量を半分にしたり、夜だけ飲むようにしたりして少しずつ減らして行って、
精神腫瘍科の受診も、抗がん剤のACが終わってパクリタキセルに変わった頃で、一旦終了した。
また、おかしくなっちゃったら、そのときに来ます。と言ったきり、その後受診はしていない。

それでも
どうしても夜眠れないとか、落ち着かないとか、そういう時は
当時の薬の入った巾着袋から、ソラナックスを拾い出す。
IMG_20160905_170501_巾着

たまに飲むと、めちゃめちゃ効く。
めちゃめちゃ効くけど、その効いてる感覚から、当時のほわ~んとした自分が思い出されて、また半病人みたいな気分も蘇る。

なかなか難しい。

最近は、巾着袋のソラナックスの飲み残りストックも少なくなってきた。
それを見ると、かすかに沸いてくる不安感。

もしかして、
私はいまだに、この巾着袋のソラナックスをお守りにしているのかな。
そういえば、
財布の中にも、1錠だけいつも入れてあるんだよな…。
 

今日アップした過去記事はこちら↓↓
  2014.10.02  パニック発作以来、初めての一人の夜。

ではでは。
今日はこれにて。

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薬レクサプロ_ソラナックス_20161025_01

先月、パニック発作を起こしてから、精神腫瘍科の受診は今回が3度目。
薬を飲み始めてからは、もう5週間が経つ。

処方されている2つの薬のうち、抗うつ剤のレクサプロの効果は
飲み始めてから数ヶ月かかるって言っていたから、
そろそろ、効き目が出てくる頃なのかな。
まだもう少し先かなー。

ソラナックスも飲んでるから、どっちの効き目なのかは
わからないや。

もうひとつの薬のソラナックスの方は、順調に減薬中。
1日3回服用する薬だけど
お昼は飲まずに、朝と夜だけ服用。 

で、今日は、
先生に聞いてみようと思っていたことがあったんだけど
なんとなく言い出せずに帰って来ちゃったことがある…。

最近、幻聴が聞こえることがあるみたいで。。。


少し前の出来事。

夜寝ていると、いつの間にか目が覚めて
リビングで妹夫婦たちが、テレビを見て盛り上がっている声。
時計を見ると、朝の4時前。夕べからずっと寝てないのかしら…。

どうやら、体操の世界選手権のテレビを見てるみたい。
このところ、内村航平くんとか日本男子がすごく頑張ってて盛り上がってるもんな。
寝る前まで、私も一緒に見てたし。

…、
でも、こんな時間に?? 気のせいかな? 
そう思って、耳をすます。
いや、確かに聞こえる。

ついこの間も似たようなことがあって、夜中に目が覚めたけど、
あの時は寝ぼけていたのか、気のせいだなって思ったんだ。
でも、今日は違う。
間違いなく、声が聞こえる。

平日だし、二人とも仕事があるはずなのに、どうしたんだろう。
布団から起き出してリビングを覗きに行くと、真っ暗で誰もいない。
二人の寝室からは、義弟のいびき…。

ん?? 
しばらく ぼう然。
やっぱり、気のせいか。はっきり聞いたと思ったのにな。

これ、幻聴?? 
薬のせいかな。


先生に聞いてみようかと思ったけど、
なんとなく言い出せず…。



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今日は午後から、以前の職場に顔出し。
先月行く予定だったけど、思いがけない事態になってリスケさせてもらっていた。
前回は、「かずのこ登場予告」がされていたらしいけど、
今回は、「サプライズ」ってことになっているらしい。
また今回ドタキャンしたら、狼少年になっちゃうしね。

そして手土産も買いましたよ。
八天堂のくりーむパン。両手いっぱいになった袋は意外と重いな。
でも、入院したときに沢山お見舞いも頂いたし、寄せ書きももらったから、ちゃんとお返しもしてみんなに喜んでもらいたいもんね。

入り口のインターホンで「かずのこと申します~~」なんて言ってから、遠慮がちに入っていった。
フロアのレイアウトが少し変わったみたい。
それでも、ちょっと懐かしい。ひと月半ぶり。

私がまだここにいた当時同じ職場にいた女の子が、いま検査入院しているというので、帰りはその子のお見舞いにいってきた。
有名な大学病院。
初めて中に入ってみた。
印象としては、古い建物の大病院っていう風に思っていたけど、中に入ったらその印象が覆った。
全然古臭くない。むしろ新しい。

病室は半個室というらしく、4人部屋だけど、お隣のベッドとの区切りは収納スペースとして作られていて、プライベート感が満載。
検査は毎日いろいろあって大変らしくて、ベッドの上でも自由に体を動かせないことも多いらしい。
自分の左胸の手術後のことを思い出した。
いっぱい食べて早く元気になるように、って、漆器屋さんで見つけたお箸をお見舞いに渡した。

その後夕方、
約束していた職場の人たち数人と再会して、居酒屋さんでごはん。
私が抜けてからの職場の様子なんかを聞く。
私のことは、もう手術も終わって元気になってよかったね、っていうムード。
ほんとは色々あるんだけどね~~。
 
ビールは飲めないけど、楽しかった、かな…。
本当のところは、仕事の愚痴は聞きたくなかったけどね…。

さて、そろそろ帰ろうか、って…
駅で別れ際、なんて声を掛けられたのか、もう思い出せないけど、
なにかの言葉に敏感に反応して、またあの大きな不安に襲われた。
また? ここで来るか、パニック…。 

一人になるのが怖くなった。
でも彼らは、別ホームへと向かってどんどん歩いていく。
彼らの背中が見えなくなるころ、それとは逆方向のホームへと上る階段を、一人のそのそと上がりだす。

階段を上りきった頃には、反対側のホームから発車していく電車の最後尾が見えていた。
ホームには、見慣れた姿はもうなかった。あれに乗ってたんだな…。

落ち着かない。
今夜、一人で過ごせるかな。 
さっきお店を出るときに、夜の分の薬は飲んだのに。

何本か電車をやり過ごす。
だんだん時間も遅くなる。

少しは落ち着いたかな。
帰らなきゃ、だよな…。

今日は、不安な夜。
まだまだ薬は減らせないな…。

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パニック発作を起こしてから約2週間。
最近は、ずいぶんと落ち着いてきてちょっと行動したくなってきたし、今日は自分のウチに戻ってきた。

薬は、処方されたとおりのソラナックスとレクサプロを携えて。
相変わらず、即効性のあるソラナックスは、出かけるときにはお守りのように持ち歩いている。
今のところは食後の服用だけで、このお守りに手を出したことはないんだけど。
レクサプロは夜だけの薬だけど、この薬は1ヵ月程度はのみ続けないと効果は出てこないらしい。

私は以前、2005年から社会人学生をしていたことがあって、
そのときの心理系の講義で受けた薬物療法の内容が、幸か不幸か、今になって役立っている。
自分の症状が「パニック発作」というものだって気がつけたのも、実はこのときの講義のお陰。

私のパニック発作は、この講義を受ける前から何度か起きていて、それほど酷いものではなかったけど、
その症状が起こる度に驚いていたから、大学の講義を受けながら「そうかこれだったんだ、私!」って気づいたときのあの安堵感と驚きは、今でも忘れない。
そうか、神経伝達物質がうまく流れていないのね、って。

で、そのとき下したのは、
細かく言うと「広場恐怖を伴うパニック障害」っていう自己診断。

でも、これ本当に当たってるかなって思って、
今回、精神腫瘍科を受診したときにお会いした先生にも聞いてみた。
「学生だった自分が、勝手にパニック発作だと自己診断したんですけど、本当にそうなんでしょうか」って。

そしたら、定型化された質問シートに答えていくことですぐに診断ができるということで、やってもらった。
質問は10個程度。
先生が、診察室のパソコンに表示された質問内容を読み上げながら、「はい」の項目にチェックをつける。

そういえば、講義でもこういうの見た気がするな。
で、結果は正解。

処方してもらった薬も、
かつての薬物療法の講義を受けてなかったら、いまひとつ納得できずに飲んでいたような気がする。
納得せずに飲む薬なんて、プラセボの逆バージョンみたいで、効きそうにない。

それに、
「これはパニック発作だ」って自分でわかっていたから、発狂するほど壊れて注射打たれて寝かせられるっていうような事態まで行かずにすんだような気もしている。
気づくのは、ずいぶん遅かった気もするけど…。

発作が起きたときは、「発狂する!」「死んでしまう!」っていう強烈な不安が起こっていたけど、
実際には、発狂なんてしないし、もちろん死にもしない。
少し落ち着いた今ならそう言えるんだけどね。
でもあのときは制御不能だったし、今だって、またアレが来たらと思うとすごく怖い。
だから、やっぱり薬が手放せない。

そうそう、
パニック障害は、うつ病を併発することが多い、ということで
それについても、パニック障害と同じような質問形式で診断してもらったけど、
こっちは、大丈夫そうですね、とのこと。

よかった。
たしかに、そういう感じはない気がする。 

このところ、夜寝るときは、部屋の扉は閉めずに空けておく。
電気も、小さめの明かりをつけて部屋が暗くなり過ぎないようにしている。
今日もそうやって寝るつもり。

もうしばらくの辛抱。
きっと良くなる…。

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パニック発作を起こしてからちょうど一週間。
今日は、精神腫瘍科を外来受診する日。

その後は、薬のお陰でまずまず落ち着いてはいるけど、
やっぱりまだ、少し さわさわ するときもある。

それに、
パニック発作を経験すると、その後も同じシチュエーションになると、
「また来るかもしれない」っていう予期不安に付きまとわれる。

だけど今日は、通院日。
病院まで電車で行くのは少し不安もあるんだけど、行くしかない。
時間に余裕を持って出かけて、途中で辛くなったら一旦降りればいいさ。

薬だって欠かさずに飲んでいるから大丈夫、って自分を勇気付けて、
カバンには、気を紛らすための飴玉とお水も準備。

精神腫瘍科の予約は午後だから、朝の混んだ電車に乗らなくていい。
午後の予約にしてくれているのは、もしかしたら、そういうことにも気遣ってくれているのかしら…。
きっと、そうなんだろうな。

今日の外来の受診では、その後の経過報告をして
とりあえず、このまま様子を見ましょう、っていう感じ。

次の受診は1ヵ月後。
その間に、もし何かあったら来てくださいね、と言われておしまい。

薬の威力ってすごいんだな。
薬のお陰で命拾いっていう感じ。
しみじみ、おもう。

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