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乳がんは、がんの中でも比較的予後のいいがん。

生存期間が延びること自体はすごく嬉しいことだけど、手放しで喜んでもいられない。
転移・再発の不安を抱えて過ごしている人は、たくさんいる。
私も、その類にもれず。。。

骨転移のがん患者、すごく多いんだそう。

せっかく予後が良好で過ごしていても、骨の転移が見つかったとたんに、
主治医から「歩いちゃダメ」なんていわれること、あるらしい。

でもこれ、
整形外科医からしてみたら、普通に歩く生活ができるレベルっていうこともあるそう。
ホントは、どっちが正解なのかしら。

腫瘍の専門家と、骨の専門家の連携が出来ていないから
そんなことがおきるのかな。
整形外科医、がん医療にもっと出てきてほしいよ。
いきなり寝たきりにさせられちゃ、かなわんし。

「死の病」から「慢性疾患」へと成り代わってきた、がん。
だけど、こういう不連携の事例を聞くと、まだまだ課題は山盛りってことがよくわかる。

私が、化学療法でいろんな副作用が出ていて辛かったとき、
自分の今の身体の状態で、毎日どう過ごしたらいいのか、よくわからなかったんだよね。

辛くても「そういうもの」だと思って過ごすしかないのか、
何かちょっとした工夫で、不安も解消されて、大したことなく過ごせるのか。

たぶん、コレ
医療者と患者との、見識の違いっていうか、
医療者側の常識と、患者の常識との「乖離」が引き起こしているような気がする。

医療者側は、「えっ、そんなことが起きてるの?」
患者側は、「えっ、こういうことが起きるって、わかってくれないの?」とか。

あるいは、
医療者側は、「そういうこと知らないの?」っていう基本レベルのことも、
患者側は、全然知らない。
とかいう感じ。


今のがん治療は、実際的な検査とか手術法ばかりでなくて、
サイコオンコロジーやサポーティブケアっていうソフト面とか、医療態勢など、多方面からの取り組みがされているし、

医療者側だけでなくて、患者側もいろんなことを試してみてる。
患者会に参加したり、勉強会に行ってみたり。

そうやって皆がやってきた成果が、有機的に結びついていったら、
ばかばかしい「常識の乖離」もずいぶんと小さくなるんじゃないのかな、って思う。

せっかくの個々の知識や経験が、些細なことで生かされないなんて
もったいなさすぎ。 

だれかの経験が、他のだれかの役に立って、
たれかの知識が、他のだれかを救うはず。

医学の進歩で予後が良くなれば、転移の患者は増えていくって側面もある。

そういうがんと長く闘う患者のためにも、
今までの知識と経験をひとつ残さずすくい上げて、
患者の生活に役立てていけたらいいな。

どうやったら、いいのかな。。。 


ではでは。
今日はこれにて。


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